冬になると手足(特にすね)や体が何となく痒くなって来る方がいらっしゃるかと思います。 どうして痒くなるのでしょうか?
痒みの原因の一つには皮膚の脂が減ることにより皮膚の水分が減少し、乾燥を生じてしまうことがあげられます。初期には皮膚がかさかさして剥がれ落ちたり、ひび割れたりすることにより痒みが強くなり、掻いてしまうと悪化して湿疹になったりします。
真冬になると症状がひどくなります。 さて、痒みが出た時のスキンケアはどうすればよいでしょうか?
先ず、
(1) 皮膚に潤いを与える薬を塗る、
(2) 湿疹を抑える塗り薬や、痒みを抑える飲み薬を使う、
(3) 長風呂を避け、体をごしごし洗い過ぎない (皮脂を取り 過ぎるため)、
(4) お部屋の乾燥に注意、
(5) 掻かないこと、
(6) 刺激の少ない肌着の着用、
(7) アルコールは控えめに、
(8) 休養を充分に、
などがあります。もちろん内科的疾患などで痒みを生じる事もありますので、詳しくは専門医に相談しましょう