内科・呼吸器内科・皮フ科・麻酔科(ペインクリニック内科)・リハビリテーション科松田クリニック

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内科general

内科とは

内科全般、高血圧、糖尿病、高脂血症、
食道・胃・十二指腸・肝臓・胆嚢・腎臓の疾患、狭心症、不整脈など
内科一般の診断・治療を行います。
次のような症状がある方はお早めにご相談下さい。

主な症状
  • 胸の痛み
  • 動悸
  • 腹痛
  • 吐き気・嘔吐
  • 下痢
  • 便秘
  • 血尿
  • むくみ
  • なんとなく調子が悪い

高血圧

血圧が高い状態が続いて血管への負担が続き、動脈硬化を進行させる病気です。心疾患(狭心症・心筋梗塞)、脳出血といった脳血管障害、慢性腎不全などの深刻な発作を突然起こす原因であり、自覚症状に乏しいため注意が必要です。頭痛や耳鳴りなどの症状を起こすこともありますが、こうした自覚症状は心疾患や脳血管障害がすでに生じていてその症状として起っていることもあります。
高血圧治療
日本高血圧学会では、高血圧の治療を開始する血圧の基準値を、診察室血圧で140/90㎜Hg、家庭血圧で135/85㎜Hgと定めています。家庭ではよりリラックスした状態で計測できるため正確な値が出やすいとされていて、治療の際には価値血圧を優先して用います。
また、治療を受ける際の降圧目標値は、75歳未満の成人で130/80㎜Hg未満(家庭血圧125/75㎜Hg未満)、75歳以上が140/90㎜Hg未満(家庭血圧135/85㎜Hg未満)とされています。
ご自宅で血圧を計測しましょう
減塩、カロリーコントロールによる肥満解消と適正体重の維持、週3回以上行う有酸素運動、節酒・禁煙などに加え、休息や睡眠をしっかりとる、ストレスを解消することも重要です。生活習慣の改善は続けなければ意味はありませんので、がんばり過ぎずに無理のない内容を心がけましょう。また、疾患の状態などによって必要な改善内容は大きく変わります。逆効果になってしまわないよう、医師と相談して内容を決めましょう。
生活習慣の改善

減塩、カロリーコントロールによる肥満解消と適正体重の維持、週3回以上行う有酸素運動、節酒・禁煙などに加え、休息や睡眠をしっかりとる、ストレスを解消することも重要です。生活習慣の改善は続けなければ意味はありませんので、がんばり過ぎずに無理のない内容を心がけましょう。また、疾患の状態などによって必要な改善内容は大きく変わります。逆効果になってしまわないよう、医師と相談して内容を決めましょう。

降圧剤の服用

生活習慣改善だけでは十分な効果を得られない場合には、血圧を下げる降圧剤の服用が必要になります。主な降圧剤だけでも、カルシウム拮抗薬、アンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)、アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬、利尿薬、β遮断薬などがあるため、当院では患者様の状態やライフスタイルなどにきめ細かく合わせた処方を行っています。なお、服薬を開始しても生活習慣改善は続けることが不可欠です。

糖尿病

血液に含まれるブドウ糖が過剰になって血糖値が高い状態が続く病気です。感染症などをきっかけにインスリンが分泌されなくなる1型と、肥満や運動不足などの生活習慣が原因となって起こる2型に分けられます。ブドウ糖は食物に含まれる糖質が消化分解されて脳を含む全身のエネルギーになりますが、過剰になってしまうと血管に大きなダメージを与え続けます。他の生活習慣病と同様に動脈硬化を進行させて脳血管障害や心筋梗塞などの発症リスクを上げるだけでなく、糖尿病特有の深刻な合併症によって失明、透析が必要になる腎不全、足の壊死などを起こす可能性もあります。
血液中のブドウ糖をエネルギーとして利用し、肝臓などでグリコーゲンに合成するためには、膵臓から分泌されるホルモンのインスリンが欠かせませんが、インスリンが不足したり、その働きが弱くなったりすると血中のブドウ糖が過剰になって高血糖が続き、糖尿病を発症します。
糖尿病の治療
糖尿病は完治させる治療法こそありませんが、適切な生活習慣改善と薬物療法によって血糖値のコントロールが可能であり、それによって悪化を防ぐことができますし、動脈硬化や合併症の進行リスクも低減できます。血糖のコントロールは続けていくことが必要ですから、定期的に受診して検査を受け、状態に合わせた治療が重要です。快適な人生を送るためにも、医師としっかり相談してライフスタイルに合わせた生活習慣改善や薬物療法を続けましょう。
食事療法

血糖値を下げることを基本にしますが、バランスを考慮して必要な栄養素をきちんととることが重要です。同じものを同じ量だけ食べても、食べる順番を変えることで血糖値の上がり方は変わってきます。また、外食時もメニュー選びを工夫するなど、ご自分に合った上手なコントロール法を身に付けましょう。

運動療法

筋トレで筋肉量を増やして基礎代謝や血流を改善させ、軽い有酸素運動を続けることで血糖値が下がり、インスリンの効果も上がります。合併症の状態や他の疾患などがある場合には適切な運動の内容が変わってきますので、医師と相談して適切なプログラムを組んで行うようにしてください。

薬物療法

生活習慣病である2型糖尿病は、生活習慣の改善で十分な効果が得られない場合に薬物療法を併用します。血糖値を下げる薬を主に使いますが、膵臓への負担を下げるためにインスリン注射を行うこともあります。

高脂血症

血液中の脂質には、LDL(悪玉)コレステロール、HDL(善玉)コレステロール、トリグリセライド(中性脂肪)があって、LDL(悪玉)コレステロールやトリグリセライド(中性脂肪)が多い状態が高脂血症です。HDL(善玉)コレステロールは血液中の余分なコレステロールを回収する役割を担っているため、少ないと問題が起こします。こうしたことから、高脂血症にHDL(善玉)コレステロールが少ない状態を加えて脂質異常症と呼ばれるようになっています。
血液中の悪玉コレステロールや中性脂肪が過剰になると、血管の内側に粥状のプラークになって付着し、動脈硬化や動脈の狭窄・閉塞を起こしやすくなります。脂質異常症は自覚症状がないまま進行し、ある日突然、狭心症や心筋梗塞といった心疾患や、脳出血などの脳血管障害を起こす可能性が高くなってしまいます。
脂質異常症の治療
生活習慣の改善を行い、それで不十分な場合には薬物療法を併用します。血中の脂質は食事によって大きく変化するため、食事療法は特に重要です。脂質異常症のタイプによって控える食品や積極的にとりたい食品が変わってきますので、定期的に検査を受けて適切な改善を続けましょう。食事療法以外にも、適切体重を保って代謝や血行を改善するための適度な運動、そして禁煙なども必要です。
高LDLコレステロール血症

悪玉コレステロールが過剰なタイプです。動物性脂肪の摂取量を減らし、食物繊維を積極的にとるようにします。糖尿病や肥満を合併している場合、糖質の多い果物は1日1回、少量だけとるようにしてください。サバやイワシなどEPAやDHAなどの不飽和脂肪酸を多く含んだ青魚は積極的にとるようにします。

高トリグリセライド血症

中性脂肪が多いタイプで、食べ過ぎ・糖質の過剰摂取・アルコール摂取を制限することが有効です。

低HDLコレステロール血症

善玉コレステロールが少ないタイプで、摂取する脂肪の種類に注意が必要です。マーガリンやショートニングといった加工品に含まれるトランス脂肪酸をできるだけ避け、米油、オリーブオイル、ごま油などは摂取しても良いです。

食道・胃・十二指腸・肝臓・胆嚢・腎臓の疾患

それぞれに多くの疾患があり、代表的な症状として、胃の不快感・腹痛・吐き気・嘔吐・飲み込みにくさ・便秘・下痢・血便などが現れます。これらの症状をきっかけに受診する方が多く、さらに貧血や発熱などの症状がある場合があります。気になる症状がある場合は、消化器内科専門の医師を受診してください。消化器がんは、早期発見・早期治療が非常に重要で、医師による正確な診断と適切な治療が必要です。当院では、最新の内視鏡検査や超音波検査(エコー検査)が可能です。以下のような症状がある方は、お気軽にご相談ください。

狭心症

運動や労作など心筋が活発に働かなくてはならないときに、冠動脈が狭いことで心筋の働きに見合う十分な血液を供給することができなくなり、”一時的”に心筋に血液が不足した状態です。

冠動脈がふさがり心筋への血液が長時間途絶えると、心筋は壊死を起こします。この状態が心筋梗塞です。狭心症と心筋梗塞との大きな違いは、心筋が壊死を起こすか否かです。心筋梗塞は致死的な疾患ですので、その前段階である狭心症の状態で発見し、治療することが重要です。

不整脈

脈のリズムがおかしくなったものを不整脈といいます。動悸や息切れ、胸痛などの自覚症状が出たり、失神や心不全、なかには突然死に至るものもあります。自覚症状が全く出ない不整脈もあります。

心房細動は、特に高齢者で多く、放置していると脳の血管に心臓由来の血栓が詰まって、脳梗塞になる危険性が高くあります。心房細動の元を断つカテーテルアブレーションや、抗凝固薬、頻脈を抑える治療薬が用いられます。