- 2~3週間以上咳が続いて止まらない
- 風邪の後に咳が長引いて治らない
- 「ヒューヒュー」「ゼーゼー」ぜん鳴がある
- タバコの煙、ハウスダスト、運動など発作を引き起こすきっかけがある
- 息苦しい、呼吸が苦しい
- 咳や痰がよく出る
- 夜間~明け方にかけて症状が出やすい
呼吸器内科専門医による
気管支喘息治療
- 診療実績
3万件以上 - 丁寧な
カウンセリング - 充実した
設備機器
このようなお悩み
はありませんか?
初期に見過ごされやすい症状に長引く咳があります。
喘息と言えばゼイゼイ、ヒュウヒュウという喘鳴(ぜんめい)がして息が苦しいものと思われています。初期に見過ごされやすい症状に長引く咳があります。典型は、かぜ症状をきっかけに咳ばかり続くというもので、特に夜中から明け方に悪化します。咳は会話、急な温度変化、運動などでも誘発されることがあります。痰は出ても少量です。そのうち喘鳴を伴うこともありますが、必ずしも患者さん自身、気付かれているとは限りません。お子さんの場合は、鼻水が咳の前に出たり同時に出たりすることがよくあります。もちろん喘息だけが咳の原因ではありませんので、決めてかかるのはいけませんが、今述べた事で思い当たる方は、一度呼吸器科専門医に診てもらうとよいでしょう。気管支喘息とは?
呼吸が苦しくなる、
激しい咳が出るなど
といった
症状が
喘息(気管支喘息)の
発作です。
喘息の患者さんは、普通の人なら咳や発作を起さないような刺激、例えば冷たい空気、花火や線香などの煙の吸入、急激な運動などに反応して気管支が収縮してしまう性質を持っています。これを気道過敏性と言います。「ゼーゼー、ヒューヒュー」といったぜん鳴や、呼吸が苦しくなる、激しい咳が出るなどといった症状が喘息の発作です。長期の治療が成功して治ったと思われる人でもかなりの方で気道過敏性が正常にはなっていません 。喘息の病態の中心はアレルギー反応に係わる細胞が起こす一種の慢性的な気管支の炎症です。この炎症の程度はいろいろな方法で調べることができます。小児期にあった喘息がもう治ったと思われる成人の方でもこれら炎症の指標である痰の中の好酸球数や呼気NO濃度は健康な人より高いことが多いです。
当院の特徴Feature
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01診療実績3万件以上の呼吸器内科専門医が診察致します 当院では、診療実績3万件以上の呼吸器内科専門医の院長が診療を行います。
経験豊富な専門医が丁寧に診察し、必要な検査を確実に行うことで、正確な診断と治療方針の決定が可能になります。 -
02対話と信頼を大切に、丁寧なカウンセリングを致します。 スタッフ一同、患者さんとの心のつながりを大切にし、わかりやすい指導とあたたかい医療を提供することを第一に診療を行っていきたいと考えています。お困りのことがございましたら、お気軽にお相談ください。
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03充実した設備機器 X線、超音波といった検査機器や、呼吸抵抗測定装置、血管抵抗測定装置など、内科・呼吸器内科・皮膚科・リハビリテーション用の設備機器を豊富にそろえています。
検査についてCheck Up
1アレルギー検査
ぜんそくがアレルゲンによって引き起こされているか検査します。
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血液検査
どのアレルゲンでアレルギー反応が起きるか確認する検査です。血液の中のlgE抗体は高い数値が出るとアレルギー疾患の可能性があります。 -
レントゲン写真
呼吸器系の病気にはぜんそくに似ている疾患もあるため、ほかの病気と判別するためにレントゲン検査を行います。
2気道の状態を調べる検査
- 呼吸機能検査
- 呼吸機能を調べる検査は、機械を使用し、思い切り息を吸い込んで、吐き出してもらいます。
その際、息を吸い込んだ時の肺活量と吐き始めてからの時間や吐くスピードを測定します。
最初の1秒間で吐き出した空気の量や肺活量を比較して、ぜんそくの方は正常値より低くなります。 - 呼気NO検査
- ぜんそく患者さんの気道には炎症があり、炎症性刺激により、主に気道上皮のNO合成酵素が誘導されることによって大量のNOが産生されています。そのため呼気中NO濃度を測定することで好酸球性気道炎症の存在や程度を知ることができます。
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モストグラフ
気管支が狭くなっている病気のために開発された新しい検査です。
いつも通りに呼吸をしたまま、気管支が狭くなっているかどうかを調べることが可能です。
治療について
発作が起きないように
「吸入ステロイド薬」を
つかってコントロールして
いくことが一般的です。
喘息の症状が落ち着いている時でもアレルギー性の炎症はあるので、アレルゲンや発作の引き金になる物質、かぜなどの気道感染で悪化してしまいます。発作を起こさないように「吸入ステロイド薬」を中心とした吸入療法を根幹として、抗ロイコトリエン拮抗薬を併用することもあります。特殊な例では、少量のマクロライド系抗生剤や漢方薬などを併用することもあります。どうしても悪化を防げないときは、高額ではありますが、生物製剤を使うこともあります。
吸入ステロイド薬について副作用が心配という方もいらっしゃいますが、内服薬ではありませんので、全身の副作用(骨粗鬆症、糖尿病、免疫力低下など)は殆ど心配ありません。
吸入療法で声がれを訴える患者様もいらっしゃいますが、薬の種類の変更やスペーサーと言う器具を使うことで改善することが多いです。
予防について
発作を常日頃から予防する長期的な治療が大切です。 成人の喘息治療は、大きく2つに分けられます。(1) 発作の治療と、(2) 発作を予防するための長期的な治療です。発作の場合は、命に係わりますから早く医療機関を受診して下さい。実は、このような発作を常日頃から予防する長期的な治療が大切なのです。
長期的な治療が大切です。
- ハウスダストやペットの抜け毛などがないように、こまめに掃除をして清潔な環境を保つようにしましょう。
また、ストレスをためないように適度な運動をしたり、ゆっくりお風呂に入ったりするなどリラックスできる方法を見つけながら、十分な休養を取ってストレスを発散するように心がけましょう。
喘息は、お子様の代表的な呼吸器疾患としても知られていますが、成人になって発症することもあります。喘息の症状が疑われる場合は、ぜひ当院にご相談ください。