内科・呼吸器内科・皮フ科・麻酔科(ペインクリニック内科)・リハビリテーション科松田クリニック

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コラムcolumn

2023.7.20

虫刺されの話

猛暑が続いておりますが、夏は虫刺されで来院される患者様が多い季節です。 虫刺されは、同じ虫(蚊、ダニなど)に刺されても人によって反応が異なります。また、刺された直後はあまり腫れなくても、6~8時間位から徐々に腫れ始めて2日目位がピークとなるものがあります。幼児は成人に比べて反応が強く現れる傾向があり、特に耳や目の周りは大きく腫れる場所です。 腫れが大きい場合は、虫刺されの市販薬はあまり効果が期待できません。皮膚科を受診されて、ステロイド軟膏を処方してもらった方が良いと思います。腫れ方がひどい時には、抗アレルギー薬を処方する場合もあります。 たかが虫刺されと思って放置しておきますと、夏は刺し口が痒くて引っ掻くことになり、細菌が入って伝染性膿痂疹(とびひ)になる事が良くありますので、適切な処置が必要です。 先ず、外出時には虫よけスプレーなどで虫よけをして下さい。但し、中には虫よけの外用薬でかぶれる方もいらっしゃるので注意して下さい。もし刺されてしまったら、早めに皮膚科で処方される軟膏を塗る事をお勧めします(特に腫れやすい方)。刺し口が、じゅくじゅくして来る様な変化がありましたら、放置せずできるだけ早く皮膚科を受診されるようお勧めします