内科・呼吸器内科・皮フ科・麻酔科(ペインクリニック内科)・リハビリテーション科松田クリニック

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コラムcolumn

2021.1.22

冬の手荒れについて

寒さが厳しい毎日ですが、この時期になると手荒れが気になる方が多く見受けられます。手荒れ(進行性指掌角化症)は、特に主婦、美容師、飲食店で働く人などによく見られる病気です。 はじめは主に利き手の親指、人差し指、中指の指先から発症します。症状としては、皮膚が乾燥してはがれ落ち、さらに硬くなってひび割れになり、指紋がなくなるなどが見られます。石鹸や洗剤などを使って頻繁に水仕事をしたり、指先をよく使ったりした後に手入れをしないで放っておくと、水分が失われて乾燥しやすくなります。そこへ、さらにタワシやスポンジなどによる摩擦刺激も加わるとひび割れてしまいます。 治療として、 1.皮膚にうるおいを与える塗り薬や、痒み、湿疹を抑える塗り薬を塗る。 2.綿の手袋を着用し、水仕事の際には、その上からゴム手袋などをする。 3.何度も手を洗い過ぎない。 4.症状が軽くなったからといって油断はしない。 5.再発しないためにスキンケアを続ける。 などが大切です。