内科・呼吸器内科・皮フ科・麻酔科(ペインクリニック内科)・リハビリテーション科
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一般的に、夜間の7時間睡眠中に10秒以上の呼吸停止が30回以上、または睡眠1時間当り5回以上認められる状態を言います。3つの型があって、 (1) 呼吸運動はあるのに空気の流れが無い閉塞型、 (2) 呼吸運動も空気の流れも無い中枢型、 (3) 中枢型に続いて閉塞型が起こる混合型に分けられます。
最も頻度が高く、生活の質を落とし命に関わる合併症が多いのは閉塞型
です。以下、閉塞型についてお話します。
典型例は肥満で首が短い中年以上の男性で、夜間は大きないびきをかき、昼間はいつもうとうと眠たい人です。
肥満の人は咽の周辺に脂肪が沈着して上気道が狭くなります。他の原因として、下顎が後方に位置している、下顎が小さい、口蓋扁桃の肥大、咽の奥の軟口蓋や口蓋垂(ノドチンコ)が長く垂れ下がっているなどでも上気道が狭くなります。これらの要因がある方が仰向けの姿勢で寝ますと、睡眠中は咽の周辺の筋肉が緩み、舌が落ち込んで狭い咽頭を塞いでしまいます。これが続くと苦しくなって覚醒しますので息ができるようになり、その時大きないびきが出ます。呼吸ができるようになると苦しさが取れて再び睡眠が深くなり同じ事が何度も繰り返されます。 次回(その2)は症状と診断方法についてお話します。